先週、ギリシャ不安と誤発注の噂を背景に、ダウが一時1000ドルを超える暴落をしました。でリスク回避?という理由で円が買われたのですが、リスク回避だと円買いなのでしょうか?
ということで過去の数字を拾ってみました。拾った数字は、金(ゴールド)とダウ指数とドル円。安全資産との認識が強い金をリスク許容の上下として考えました。ダウとドル円はおなじみの数値です。
結論は2007年以降、金が買われるとドル円は下がる。つまり、皆がリスクを取りたくないと考えた時にドル円は下落する傾向が見て取れます。下記の図はその結果です。右にいくほど金価格が上昇している時、上に行くほどドル円が上昇している時です。結構、相関性が高いものとなっていることが分かります。
以下の図は、金とダウの相関性を調べた結果です。見方はほぼ同様です。こちらは、金が上がるとダウが下がる傾向が、相関性が弱いものの見てとれます。まあニュースで、ダウ暴落、金上昇などよく見ますが、それを示唆しています。
今後、2番底をうかがい再び下落し始めたら、また円が買われるのでしょうか?過去は過去ですが、念のため頭の片隅には入れておきたい検証結果でした。
ちなみに、以下の図は上記の元の数字で、2007年1週目を100と指数化した現在までの、週足の指数を折れ線グラフにした結果です。数値は金、ダウ指数、ドル円です。相関性を調べるとか難しいことをしなければ、「金は2倍かよ!ダウとドル円はジリ貧かよ!」というのがパッと見てわかる相場分析となります。
「なんか金を買っておけばよかった」と思ってしまうのは人間の性ですが、以下は2000年以降の月足の金価格の推移です。「なんと4倍以上!」中長期的には腰が引けてしまう結果でした。暴落したら金を買いたい?・・・
